70’S 80’Sシティポップが海外で人気のわけ
前回のブログで海外でシティポップ が注目を集めていることを紹介しました。
今回はその要因に注目してみました。
どうやら人気の背景には、YouTubeをきっかけに70年代〜80年代の日本のポップスに出会い、愛好するようになった海外(主にアジア)の音楽ファンのコミュニティがあり
「ヴェイパーウェイヴ」や「フューチャー・ファンク」という新たな音楽ジャンルの流行だ。
ヴェイパーウェイヴは80年代を中心とした楽曲をサンプリングした音楽性が中心で、
ノスタルジーを感じさせるテイストが特徴。さらに、スローテンポな曲調が主流のヴェイパーウェイヴに加えて、ビート感を強調しダンサブルに仕上げた「フューチャー・ファンク」と呼ばれるジャンルのブームも拡散したよう。
こうしたフューチャー・ファンクのジャンルにおける代表的な一人が、Night Tempo(ナイト・テンポ)というアーティスト。竹内まりや「Plastic Love」の海外での人気を巻き起こした当事者の一人である。
彼が手がけた「Plastic Love」の非公式動画「Takeuchi Mariya - Plastic Love (Night Tempo 100% Pure Remastered)」は、YouTubeチャンネルにて2016年に公開され、現在では数千万回を超える再生回数に達しているらしい。
この流れで山下達郎さん、角松敏生さん、大滝詠一さん、杏里さんや当時のアイドルの
楽曲まで注目が広がったよう。
いずれにしろ当時のシティポップ のクオリティの高さがあってこその人気なのかな?